去る６月１２日〜１５日まで、毎年恒例の札幌への旅に行ってきた。
事前にいろいろ計画し、幸いにも好天に恵まれて、ほぼ構想どおりの旅程を遂げられた。
◎ホテルにまずチェックインし、すぐに北大キャンパスに
１日目の１２日、羽田空港からスカイマーク機で札幌・新千歳空港に行った。驚いたことに、昨年の６月と異なり、僕の乗った便は満席だった。武漢肺炎による悪影響は、ほぼ無くなったと思われ、思わずスカイマークの社員に「よかったですね」と言ってしまった。航空会社は、大手のＡＮＡもＪＡＬも大幅赤字が続いていた。第３航空会社であるスカイマークが満席なら、ＡＮＡもＪＡＬも少なくとも国内線は、黒字に転じるだろう。
新千歳空港に降り立つと、急いでＪＲの快速「エアポート」に乗った。時間は、１４時前半。１５時には札幌駅に到着でき、駅近くの京王プラザホテルにチェックインし、１７時閉館予定の北海道大学博物館に行きたかったからだ。
同博物館には、昨年も行きそびれた。
◎２００万都市の中心部にあるのに、キャンパスはまるで森の中
ホテルにチェックイン後、歩いて北海道大学を目指した。京王プラザホテルからは、すぐそばで、地下鉄など乗ればむしろ遠回りになる。
入ると、有名なクラーク像から北方面の中央通りの左右は、ハルニレやシナノキなどのしたたる緑でまるで覆い尽くされるような感じだった。２００万都市札幌の中心市街地にある大学なのに、まるで森に包まれているようだ（写真）。
博物館には、１５時半前に入れた。実は昨年も訪れたかったが、時間がなく、やっと念願を果たせた（写真＝昨年、北大を訪れた際に撮影。この日は休館日だった）。
大学博物館では、東大の総合研究博物館は何度も訪れたことがある。展示スペースは狭いが、展示資料は１級品揃いで、それでいて無料だ。
◎文系などは付け足し、博物学系はまずまず
では北大博物館は、と期待をもって訪れたのだ。ここも、入場料は無料だった。
各学部の展示スペースがあるが、文系は付け足し程度、理系でも工学や医歯薬系もパッとせず、やはり理学部由来の博物学がまずまず、という状況だった。総じて言えば、やや期待外れといったところだった。
それでも１階で迎えてくれたシロクマの剥製は、迫力十分だった（写真）。
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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