風呂上がりに髪を乾かしながら、どこかで聴取の前でスピーチをするという特に意味のない空想にふけっていたとき、ふと「人は自分自身の経営者でなければならない」という言葉が思い浮かびました。
空想の中で、私はスタートアップの創業者のコミュニティにいて(実際に入っていますが)、その中で「企業人として、ずっとその会社で働いていくのか」という問いを受けたときにその言葉が浮かびました。
特に深く考えていたわけではないですが、よくよく考え直してみるとこれはなかなかおもしろい言葉です。
私の根底にある考え方として、人生はインサイドアウトであり、自分の内面から外面に常に作用していくものだと考えています。
つまりその前提の通り、私にとって企業で働くことは単なるアウトサイドの環境でしかなく、自分のmission statementやMTPがアウトサイドの環境と合わなくなればいつでも離脱を決断できる、そういうものです。
さて、前置きが長くなりましたが、冒頭の「自分自身の経営者でなければならない」と言う言葉はそういう考え方を昇華させたものになります。
アウトサイドの世界では色々な利害関係や立場があり、自分は必ずしも経営者ではないけれど、インサイドの世界では自分は自分自身の経営者になることができ、その経営資源である時間と行動力を自由に使うことができます。
ともすれば現実はアウトサイドの世界の役回りに翻弄されがちです。
社会の常識や周囲の目、自分の置かれている状況によって、あたかもほとんど選択肢がないと信じ込んで時間に流されるように生きている人もたくさんいます。
だからこそ尚更にインサイドの、自分自身の経営者でなければならないと思うわけです。
自分自身の経営者となれば、あらゆる意思決定はアウトサイドインではなくインサイドアウトに基づいて決定する自由を得ることが出来ます。
人生の舵は自分の手に握っておくことだと思った今日この頃。
以上
【最近のGratitude】
・Writing Book Review
Recent days, I start writing book reviews for cloud funding project. Write abstract of books help me organize my knowledge.
ログインしてコメントを確認・投稿する