■タイガーマスク運動知った女性「涙出た」 伊達直人に30万円寄付
(朝日新聞デジタル - 03月08日 19:37)
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誰かが必ず、俺を見ている。それは後ろめたいではなく、評価という方で。
俺の普通は、他人にとっては普通じゃないのかもしれない。
そうやって、ご縁がなく離れていった人もいる。要は「そこを辞めたら、その状況が終わったら、一番ヤバいのはお前だろ?」という手合いに、あらゆるステージで巻き込まれる。
今は、本当に徳の高い人が生き残っていくので、そういう人たちとの関係が、伊達直人のように続けばいい。徒然草の吉田兼好も「苦手な人のことなど、気にしなくていい。そいつはいつかは必ず、あなたから離れるのだから」と。
余談なんだけど、「組織に居なきゃ死ぬ病」にかかって時、でかい事を俺に言うヤツが、まるで神のように見えた。そして俺は何の価値もなく、何をされても仕方がない人間だと‥。
だが、実際は逆だった。でかい事をいうヤツは、相手にされてないので、「そういう態度をとれる相手」を選んでいる。そして俺は、自分に「お前は無価値」と烙印を押すような相手に「利用」される。
これこそが、私が「悪い方の聖職者」も同時に発動させていた。相手に尽くす、自分の身を犠牲にしても、そうやって、クズを増長させたのは、紛れもなく「俺自身」であった。
かつて、恋愛している人たちを見た時、とても気高い人たちだと思っていた。そして私に声をかけてくる女子が、私を「バカにしてんだろ?」と思っていた。あるいは、聖職者だから、そんなもん許される事ではない、と。それよりも「組織」だ。続けなかったら、生きていけない。それと「恋愛に」ならないようにしよう。母が働けなくなっていいのか?妊娠させたら?どうするの?収入は?
女の人は「彼氏」など口にしないだろう。でも口にしたら?私は胸がズキッとなった。
普通に女性は彼氏を求める(そうでない人もいるが)、なら、それを遠ざける俺は?おかしいのか?
組織って?その組織は、何か俺に利益をもたらしてくれてるのか?俺の独りよがりで、行こうとして、良いように利用されてないか?少なくとも「てめェが居なくなれ、クソが」のような連中が発端になったのは、間違いない。
「俺がいなくなって」困るのは、あんただ。じゃないと、自分に矛先が向く。
「その集団」を辞めるのを恐れているのは、お前だろ。お前が居なくても、何一つ困らない。むしろお客さんもスタジオ「むじゃき」も、最高だって喜んでくれるだろう。どこの世界に、手前で手前の評価決めるねん、気色悪い。ああ、気色悪いから、ここしか居場所ないのか、順番が逆だったな、悪い悪い。ここにいから、気色悪い、ではなく。
最近、明石家さんまヒストリーという本を読了した。そこで、次の台詞を思い出した。
「女はやっぱり良いよね。どんな目に遇わされても、構へん思うもん」
「十万人のファンより、一人の女性を愛すること、それが男にとって、一番幸せに決まってますもん。」
これは、もし「さんまと違う」価値観の人だと、「何かこいつ、気に入らない」と一蹴するだろう。
中間子、若い時イケメン、お笑いの貪欲さ、それらが備わらないと、このようにならない。
そして彼のは、モテる人の理屈だ。決して権力や金にモノを言わせたのではない。長年の積み重ねが、苦労が、今を作っている。
そして‥かつての私が読んでいたら、おそらく号泣していただろう。もちろん感動したからではない。終わりがきたから、ではない。
いや、悔し涙に近いのかもしれない。それは思いどおりにならない涙だろう。なぜなら、「一人の女性〜」の下りは当時の私の価値基準と、真っ向から対立するものだったからだ。
なぜ、涙が溢れてくるのか、説明がつかない。要は「異性に罪悪感」を持たなければ、私が普通の幸せなり、楽しい時間を過ごせていたから‥と思ったのかもしれない。
今は、「さんまの言う通りやわ」という気分だった。反対に、それ以外の事で、大事な事とは?である。一番大切なのは、俺自身だ。
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