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2021年09月23日17:16

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【展覧会】甘美なるフランス展(Bunkamuraザ・ミュージアム)

国立新美術館で開催予定だったマティスの展覧会が延期となってガッカリしていたところに、マティスのポスターが目に飛び込んできた。おっ!ポーラ美術館のコレクションが渋谷に来るのか!

本展覧会はポーラ美術館所蔵の印象派から20世紀前半、30人の芸術家による85点の作品で構成されている。どんな人でも必ずどこかで見たことのある絵があり、聞いたことのある画家の名前がある。ベタと言えばベタだが、安心感はある。作品のレベルが揃っている、分かりやすい(抽象的でない)、適度に変化があって飽きない、というポイントが大切なのだということを感じる展覧会だった。
そして、どちらかといえば攻めた展覧会を期待する私が、安心感のある展覧会に喜んでいるのが我ながら意外だった。私の中の展覧会に対する考え方が以前と比べて変わってきたのだろうか。年齢のせいなのか、コロナ禍のせいなのか・・・(^^;

マティスの作品を楽しみに訪れた展覧会だったが、一番時間をかけて眺めていたのはデュフィだった。
スルーするつもりの工芸が実はラリックやガレで、結局しっかり見てしまった。
ルノワールの作品は特に好きというわけでもないのだが、出展されていた「アネモネ」が妙に印象深く、グッズを買ってしまった。
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