「リボルバー」 原田マハ、幻冬舎。
ゴッホ、ゴーギャン、さすがに多少の知識はあったから、私にとっては難解な美術小説ではあったが、何とか最後までついていけた。
ただ今までの原田作品は難解だけど、知識があったら、頭が良かったらもっと面白く感じたんだろうなと、想像できちゃう作品でしたが、正直この作品は、そんなに面白く感じなかった。
上手い=面白いではないと思っているので。ラスト含め上手いとは思ったけど。
現代の登場人物たち、ゴッホやゴーギャン、周りの人達、それなりに魅力的ではあったが、印象に残るキャラは今回はいなかった気がしました。多分それが、今までの原田作品との違いかな。
舞台化されるみたいですね、興味はあります。
100点満点中69点。
ログインしてコメントを確認・投稿する