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2021年04月03日12:15

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なぜ白砂糖を使うのか

  鹿児島県には「げたんは」というお菓子がある。2000年ごろ、近所のスーパー・マーケットでたまたま知り、最近もあったから買って食べている。それは要するに、柔らかくて軽いパンに黒砂糖をまぶしたものである。16世紀に鹿児島にも砂糖やパンが入ってきたから、それで作られたのかも知れない。黒砂糖は独特のうまみがあり、おいしい。もし、「白砂糖げたんは」を作れば、甘いだけでまずいだろう。何もそのようなお菓子だけでもない。ジャムも、コーヒー、紅茶もその他のものも黒砂糖使えば良いのではないか。ケーキや和菓子も。


  栄養面からは更に言える。黒砂糖には大量のミネラル、ビタミン、カルシウム、鉄分があるが、精製して白砂糖にするとほとんど消えてしまうわけである。特に、グラニュー糖は最低である。栄養分の消えたものばかり食べていれば、免疫力も落ちて、多くの病気にもなる。「まずいものを食べて、病気になること」を強いられているようなものだ。極めておかしいと思う。

  砂糖精製は近代期に始まったのかもしれないが、まずはヨーロッパ人たちから「砂糖は精製したものがおいしい」という潜在意識が作られ、世界に広まったのだろうが。その呪縛から解放されるべきだと思う。日本の沖縄県(=琉球)は長寿王国だが、理由の一つには今も黒砂糖が食べられている面もあると思われる。

 砂糖の問題を皆様も考えてみて下さい。


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