70年代に放映された山口百恵主演のドラマではなく、綾瀬はるか主演のもの。
何も予備知識なく見始めたのだが、昭和っぽい匂いがぷんぷんなので、最後まで見ることにした。
二人の女性の孤児の両親が見つかるが,一人は検事の娘、一人は殺人者の娘として対照的に人生が変わるストーリー。
だがこの二人はあるミスでそれぞれが間違った親に引き取られていた。
先が読めてしまうストーリーも昭和っぽいが,ナレーションも昭和っぽい。
そして物語は昭和34年から始まった、と思ったが確認してみると二人の女性がそれぞれの父親が同じ墓に葬られているそこに墓参りするところから始まっていた。
私が小学生の頃の少女雑誌には意地悪な継母にいじめ抜かれる美少女のストーリーが多かったが、ちょっとあんな感じ。
綾瀬はるかって見れば見るほど演技がうまいなあ。
とても自然なのだ。
スタイルは抜群。
彼女の父親役の殺人で17年の刑期を終えて出所した悪人役の船越英一郎は、どうも演技していますってかんじで、、、
うん、あれは概念的な演技だな、悪人だから悪人としての演技。
何故悪人になってしまったかはストーリーの中で解ってくるのだが,それが演技で匂ってこない。
脚本が良くなかったのかも知れないが。
そんな発見をしながらみているうちに、女主人公の部屋に懐かしいものを見つけた。
ビニールのワードローブ。
ドアのところはチャックで開け閉めできる。
昭和30年代後半,私も持っていた。
懐かしい。
とまあ、結局最後の方でちょっと泣かされましたが、結構楽しくみれました。
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