日日日記

真に美しいものに触れた時に感じる，息苦しいまでの胸の痛みは，それが心に直接突き当たる衝撃ゆえの痛みなのだろう。

自分の外にあるものとしての作品と、自分の内にある心とが、まるで正面衝突を起こしたかのような激しい衝撃と強い痛み。

グールドのバッハ「パルティータ第6番　トッカータ」
https://www.youtube.com/watch?v=K6wuIgSSKPg

神の名を持つピアニスト，グールド。
グールド：GOulDの綴りは，前後に神：Godの名を持つ。

同じ痛みを，ギドン・クレーメルのバッハ「シャコンヌ」にも感じる。
https://www.youtube.com/watch?v=DBJPVnJ8m-Y

彼のファーストネーム:GiDOnもまた，神の名を含んでいる。