今年も残すところ,あとわずか。振り返ってみると,仕事や私生活では大禍なく過ごすことができた,比較的穏やかな年だったと思う。家内の入院手術という出来事はあったが,結果良性腫瘍で,術後の経過も良好だし,早期に不安を解消することが出来たと,むしろ
クラシック,モダンジャズ,ボサノヴァ,イージーリスニング。あらゆるジャンルに精通し,そのどれでもあり,同時にまたそのどれでもない,クールで洗練された独自の音世界を作り上げ,惜しくも今年亡くなった名アレンジャー,クラウス・オガーマンを偲んで,
今年ほど,多くの音楽家の訃報に接した年はなかったように思う。偉大な音楽家達が,星になってしまった。CDを持っている(持っていた)音楽家だけ挙げても(敬称略),クラシックではネヴィル・マリナー,ピエール・ブーレーズ,ニコラウス・アーノンクール。