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日記一覧

大晦日の思わぬ発見
2015年12月31日18:05

嫁は,あまり具合のすぐれない義実家のところに帰っているので,一人での年末年始。いい機会なので,買うだけ買って,ろくに聴いていないCDを聴いたり,積み上げたまま手を付けていない本を読んだりしている。あるマイミクさんの日記に「ドビュッシー ピアノ

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「考え方次第で毎日は楽しくなる」〜NON STYLE井上裕介カレンダーの言葉より仕事や日々の生活で,やっかいなことに出くわすたび,「悲観は気分,楽観は意思」「知恵とは,何を見過ごし,何を見過ごさざるかを知ること。悲しい『気分』に流され,大事な事を見

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音色のパレット
2015年10月17日18:59

基本,良い物を買って,壊れたら修理して長く使いたい。15年目にして,オーディオセットを一新。CDプレイヤーが故障し,修理に出すも,部品が無くやむを得ず買い換えに。ついでに,同時期に買ったアンプも,値が付くうちに売り払って(ドナドナして)新調。ケ

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連休初日は、モネ展と藤城清治影絵展を見に行った。画像は銀座ヤマハホールに展示されている藤城さんの作品。単に、「メルヘンチックな,きれいな絵」ということなかれ。画筆で絵の具を塗る絵画ではなく、黒い部分は厚紙を切り、色彩の濃淡はセロファンのカラ

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昼休みのATMはすごい混雑。貴重な昼休みの時間がどんどん過ぎていく。つい,イライラして「暗証番号打って金額打つのに,なんでそんなに時間かかるんじゃ,ボケ!!」等と心の中で悪態をつくが,ちょっと考えてみた。人には人の事情がある。例えば,私も,ネ

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音楽は時空を超え
2015年08月14日18:37

YMOの新作ライブCDを聴く。新作,っても2012年の録音だから,坂本氏がまだ療養前のライブ。往年の名曲を演奏しても,常に現在の解釈を加え,決して懐メロにならないのが,彼らの凄いところだ。ここでも坂本龍一の鮮やかな和声が冴える。マイナー13th(ハ長調

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「悲観脳」と「楽観脳」
2015年08月01日08:44

毎週金曜のNHK Eテレ「白熱教室」。先週と今週に渡り,オックスフォード大学の感情神経科学センター 教授であるエレーヌ・フォックス博士による「悲観脳と楽観脳」。実に興味深い内容だったので,忘れないように,ここに概要をまとめておくことにした。・同じ

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少年期,ドビュッシーの「月の光」と,坂本龍一の「戦メリ」との類似性に衝撃を感じて以来,音楽をクラシックだのポピュラーだの,ジャンルに分けて聞かないようになった。というより,ジャンルに分ける必要が無かったと言うべきかも。80年代の日本のヒット

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言葉と音
2015年06月06日19:00

あるマイミクさんとのやりとりの中で「あなたの言葉は,美しい音が心を揺さぶるように心地よい」とのお言葉を頂きました。ありがとうございます!(^^)!。美しいのは,美しさを見つけられるあなたの心。そして私も,言葉が歌になって,そしてその歌が音楽となる

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先日の「幸福の樹の花同様,幸福は実は人知れず目立たずひっそりと咲いているものなのかも」という何気ない呟きが,ある方の心に響いたようだ。そして私も,その方の「ことばは こころから こぼれる はなびら もしくは こころを まもる とげ」 」という言葉に

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「私は音楽だから」
2015年05月16日20:30

好きな曲だと,オケ違い,ピアニスト違いで複数のCDを持っている。例えば,ラヴェルのピアノ協奏曲だと,演奏家違いで7枚(中には,ラヴェル自身の指揮も)持っているが,ただ,その中でもやっぱ,どーしても偏愛の対象となるピアニストなり指揮者がいる訳で

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絶対に勝つことのできない戦いその1 思い出と戦っても,勝てないその2 「努力」は「夢中」に勝てない

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20代の頃,クラシックはピアノソロかオケ曲ばかり聴き,室内楽というのはどうも苦手だった。管弦楽曲や協奏曲,独奏曲と比較し,どうも中途半端に思えたから。しかし年をとると,時々オケ曲の壮大な響きに耳が負けてしまう時もあるし(同じ理由で,最近,いわ

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仕事で周囲や上司からの期待に応えることを止めた。これまで,期待され,そしてそれに応える自分に自信とプライドを持っていたが,自己の存在意義を,他人からの期待や評価に依存するようなことは,もう止めようと思う。ワーク・ライフ・バランスの考えに照ら

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期待に応える
2015年03月30日20:25

4月から転勤,新しい職場だ。でも,もう上司や周囲の期待に応えようと「努力しない」ことにした。「期待している」,何度も聞いた言葉。正直,期待されれば嬉しいし,それに応えようと努力もし,人並み以上の成果を出して来たつもりだ。しかし,疲れた・・・

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今日聴いた音楽。「20世紀最大のオルガン音楽の作曲家」と言われるジュアン・アラン「ドリア旋法のコラール」の坂本龍一によるピアノ編曲版。オルガンの原曲は,息の長い荘重な節回しから,敬虔で静謐な祈りが聞こえてくるような音楽で,ちょうど映画「惑星ソ

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先の日記「革新的」で「確信犯的」そして「核心」に迫るハーモニー」,仕事がら「難しいことを分かりやすい文章で」ってのを心がけているつもりでしたが,呪文のように思えてしまったとしたら,それは私の表現力が,つたないからです(大汗)コードやら和声や

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ここんとこ,クラシックの曲を弾くときも,ポピュラーのようにコードを分析して弾くことを心がけている。単に楽譜通りに弾くのではなく,「何故このハーモニーは何でこんなに綺麗に響くのだろう?」というところを,きちんとコード理論として把握しておきたい

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ピアノの詩人と言えば,一般的にはショパンなのだろうが,ショパンより,文学青年のシューマンの方がしっくりくるように思う。正直ショパンは好きになれなかった。何を聞いても,「技巧をこらした,非常に良くできたピアノの練習曲」としか聞こえなかったのだ

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ドビュッシー「月の光」の中間部,左手から右手に受け継がれる流れるアルペジオ,湖上のさざ波に映える月光のように滑らかに弾きたいのだが,なかなかうまくいかない。 と思ってたら今日気づいた。 鍵盤の上下の浮き沈み,そしてアルペジオの左右の動きって何

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以前書いた日記を読み返してみた。「描くことは祈ること、祈ることに上手も下手もありません」 〜東山魁夷氏の言葉。偉大な画伯にして,何と謙虚な姿勢なのだろうか。音楽にも同じことが言えると思う。演奏することは祈ること,そこに上手も下手もない。ただ

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