雷雨

昼過ぎ曇り空の中、突然雷が遠くで響き渡る。
今度は近くで雷、そして雨が降り始め、開けた間口から湿った冷たい空気が流れ込む。
暑くはなく肌寒いくらいだが、日本の夏の夕立（暑い１日の終わりの夕方の雷雨）を思わせるような珍しく勢いのある雨が降り続く。
雷は移動しながら騒いでいる。
昼を過ぎたばかりだが、夕立にそっくり。

あっ、真上ですごい音。
土砂降りに近い雨。
ちょっとワイルドでときめくなあ。

小雨になった。
微かに光が溢れてきた。
小雨は１５分ほど降り続けて止んだ。

５月は雨が少なかったので大地が久しぶりの雨をすっかり吸い込んで呼吸しているような静けさ。
野鳥がどこかでさえずっている。

畑の土が柔らかくなっている。
そうだ、今ならインゲン豆用の竹を立てられる、そうしよう。