昔のエジプトにピラミッドが築かれた日
現代では何も考えなくてもいいことだが
しかし現代というものは他に考えねばならないことが多すぎる
多様な混雑や混乱をはらんだものは本来は繊細な心は吐き気をもよおしたりもするだろう
頭の痛むもんだというものはすでに頭だけではなく
胃や背中や足の裏まで
さまざまなところへ痛みを増しますはずさ
僕らは何も新しいことを生み出したわけでもない
それは宇宙に転がっている石ころを
子供の頃は足蹴にしていた石ころに名前を付けることはない
みんなそうなんだ
何か不安になったり考えたりする
そうして楽しみや幸福をねがったりしている
心を宇宙に移してみるときっとそうなんだ
不安も悲しも既になく
幸福を願う必要もない
僕らは皆が仲間ではないので
全てがそれぞれのフィールドで戦い争い
ときには憎しみ逢って過ごさなければならない
感情というものは入れている箱が
宇宙ではなくてひとりひとりの人間なので
わたしもひとつの箱を与えられた人間で愛を語ることはできません
でもエジプトには大ピラミッドが建てられた
わたしは見てみたいと思います
わたしは愛ではない
なので愛を知りたいのです
全てを許せるのは宇宙空間
空気も重力もない真空空間
超強烈な灼熱太陽光線を浴び
からだが燃え尽きる瞬間にのみ
https://www.youtube.com/watch?v=Cv6tuzHUuuk
古代エジプトを夢見るわたし
昔大工の父と連れ添った母と共に
あの彼が逃れたエジプト
2.
与えられたものはなく
あるべくしてあるものがある
感謝の感情を忘れたくはない
ログインしてコメントを確認・投稿する