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2018年11月27日12:13

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中二病の過去をさらす

昔の書き物を最近見ている。本当は片付けなくてはいけないんだけど。
今となっては一体何を言いたかったのか分からないが、分かる人がいたら教えて って感じである(なんだそりゃ)。

恥ずかしさに耐えられなくなったら消す予定です。。。


1994.6.4

ずっとずっと昔 幼児だった頃
あるいは つい4、5年前のことかもしれない
夢をみた そして みんな忘れてしまった

ずっとずっと昔 あるいはつい最近 夢をみた
だれも知らない怖いことを知ってしまった夢をみた
知らずにいたほうがしあわせなこともあるから
みんな忘れさせてくれた

ずっとずっと昔 あるいはつい最近
とてもとても 幸せに包まれる夢をみた
これさえあれば大丈夫だよ 何があってもうまくいけるよ
知らずにいたほうが楽しみだから
みんな忘れることにしてくれた

何も知らないことが多すぎる 奇妙でヘンテコな世界かもしれない
何もわからないから不安で不安で眠れない夜
何も知らないことが多すぎて楽しいことでこの世はいっぱい
つぎは何を見せてくれるのだろう
早く見たくて 怖いものみたさで 
わくわくして びくびくして
とても幸せで とても怖くて
何だかよくわかんないけど

私にわかるのはきっと ほんの一部だけ
断片のきらめきをみながら 今生きている
ほんの一部だけでしか生きられないなら 一部だけで生きよう 
なまけず あせらず ゆっくりと 立ち止まらずに

なんて言い聞かせてみたりする日もある


6.5

みんな嘘かもしれないね 目に見えることも 
私が今思ったことも 嘘かもしれないね
交差点はこんなによく晴れていて まぶしくて
右に曲がっても 左に曲がっても まっすぐでも
どこにもたどりつけない
そうよ みんな嘘なのよ
いつもいつも歩き続ける
安住の地などどこにもないから
終わる時はいつまでも来ないから 永遠に歩き続ける
いつもどこかを探しているけど それがどこかもわからない

怖がったらいけない と言い聞かせたその日から
身の回りの怖いものを探し始めて
すべてのものを片っぱしから怖がり始めて
前に進めなくなってしまいそうだったよ

選べない 思いつくことはみんな間違いだから
どれかひとつと言われても 正しいものがない限り何も

不安が町におりてくる日曜の夜
私はいまここにいるって ここから前に進むって
ここにいるのはこのままでいいから ここからしか進めないもの
だから大丈夫 明日はここから歩いてゆくから
安心して おやすみなさいね

何も枠がなくなっても好きなように生きていける人は
なかなかいないね
自由を手に入れても どうしてよいかわからなくなるばかり
何もしなくていいからね 何でもしてごらんよ
きっと何でもできるよ 先のことを考えないで 昔のことにこだわらないで 今できるのは今のことだけ
だからもっとゆっくりと
好きなように生きてみたいね

だいじょうぶ 今日のところは だいじょうぶ

6.15

きみは最悪の女
きみが歩けば だれもが道をよけていく
きみの微笑みは 世界中を恐怖に陥れる
奇妙な虫のように 巨大な微生物のように
不気味な姿をさらしながら きみは生きている
あの娘は生きてゆくのは大変だろうと
だれかが嘲りを込めて話すのを聞いた
ああ きっと あしたも生きてゆけるよ

6.17

素直なあのこ。
慣れている。すれている。
迷いがない。選ばない。考えない。
頭がいい。察しがいい。型にはまっている。偏見持ち。
顔がいい。見た目がいい。見た目だけ。
わかりやすい 説明しやすい 多数派には。

6.18

コーヒーなんて家にもあるけど
帰り道で雨に濡れた缶コーヒーを 今日は飲みたい

髪をタオルで乾かしながら 窓際でカセットデッキから流れてくるフォークソングを聴いている 白い 小雨の午後。

いつまでも いつまでも好きなだけ ひとりっきり
だれにも邪魔されない

6.25

雨の降る夜 2階の部屋でひとりマンガを眺めていると
だれか歌を歌いながら通りを歩いてきたよ
きっとあたしが帰って来たんだ
灯りを消して本も戻して 窓からそっと抜け出そう
あの娘に会う前に

少女のふりをしていたあたし
あたしのふりをしていたあたし
もう行くところもないね
あたしはとても嘘つきだから 誰もいなくてかまわない
さびしくて ひとりがきらいで だれかに会いたくても
泣いてる資格も初めからないのよ

通りをさまよいながら まだ女の服を着ているから
誰の目も見られない
どこか ずっと 遠くにゆこう
あの娘に会わないところまで

7.28

ひとり どこにもたどりつけなくてもいいと思った
木曜の夜
いつまでもずっと 眠り続けていたかった
なんにもしない 漂っている
冷たい雨も 夏の陽射しも
避けもせず 受け止めもせず
まるで他所ごとのように
ただ その中にいる ただ生きている

朝になれば きっと忘れてしまうだろう

ひとり ゆく先を見失って 戸惑いながら
とてもこわくて やりきれなくて
とてもありのままではいられない
道を探して あてもなく迷い続けて
やりきれないまま 眠るのだろう


ぼくはきみをあてにしない
何も救ってくれるわけはないから
心の支えは何もいらない
会ったらきっと苦しくなるだけ
決してきみを追いかけない
きみに会う日を待ったりもしない
会えたら きっと うれしいのだけど
でもたぶん、きっとずっと きみには会わない

いまにも届きそうで 届かないのは あなたの心。
届かないなら ずっと遠くにいてよ

あなたを遠くから ぼうっとながめて
一日 五分のしあわせ

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