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2018年11月05日20:02

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「裏門に遅刻の生徒初時雨」

東灘区の山麓沿いでは、海の方は晴れていても雨が少

し落ちることがあります。

標題の俳句は、山麓にある女学校の風景です。



今日は、わが談話室で「大丸句会」が行われました。

今月の「わが五句」を紹介します。



「大根をひとつに縛り里土産」

田舎に実家がある、ある一定の齢以上の女性は、うなず

いてくれる俳句でしょう。



「父の道歩むと決めて冬日和」

11月の頃の温かい日を、小春日和と言いますが、「冬

日和=ふゆびより」は、それよりきっぱりした晴天です。

進路をきっぱり決めた少年のきりっとした眼差し!



「この屋敷由緒さまざま石蕗の花」

石蕗の花、とは、つわぶきの黄色い花。武家屋敷、旧家に

ふさわしい晩秋の花です。



「祓戸の留守居を残し神の旅」

祓戸とは、「はらいど」と読んで、お祓いをする神様のこ

とです。11月の季語に、神様が出雲大社に出かけるとい

う意味の、「神無月」とか「神の旅」があります。

町や村で、留守番をする神様もおらんとね(笑)
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