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2018年07月30日00:18

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思春期について

「体の成熟に対して、心の成長が追いつかなくて云々」とかいう言説。自分が思春期の頃聞いてもピンと来なかった。大人になったら分かるかと思っていたが、今でもやっぱり、なんのこっちゃ分からない。
「自我の目覚め」とかいうのもそう。「いやいや、小さい時から人目ばかり気にしてきたので、逆に気にしない練習をしているくらいだよ、しかも上手くなってきたよ」と思っていた。

「反抗期」については、親の言ってることがよくわからないので、「どういうこと?」と聞いていたら「逆らっている」と受け取られ、「そうじゃない」と言っていると「ほら、今言っているそれじゃ」と、そこから「親に逆らうことがどんなに悪いことか」についての説教が始まるのだった。質問しただけなのに、なんでそうなるかなと思っていた。

今は、今の記憶でこんなことを書いているが、実際その時どんな気持ちだったかは、正確にはもうわからない。
思春期の話は、誰がどの立場で見て定義づけたのだろう。本人の気持ち?親からの目線?

一つ言えると思うのは、その子どもは、何か特殊な「思春期」という症例サンプルではない、ということだ。そのレッテルにどれだけ意味があるのだろう。
私がその頃思っていたのは、とにかく「ちゃんと話を聞いて!」ということだった。決めつけられて、評価されるのが本当に嫌だった。

そんなことを書きつつ、うちの子もあと数年でそういう年頃になる。

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