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2018年05月14日22:48

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レッドリバーロック 最終回

レッドリバーロックで思わず50年ちょっと昔に引き戻されてしまった。
二十歳から21歳頃のことだから、どなたにもこの時期は青春の真っただ中だったろうと思う。
なのでちょっと甘ったるい気分で何度もなんどもレッドリバーロックを聴いていたのだが、、、。
昨日日記を覗いてしまったために、実は疎外感と何故口も聞いてもらえなくなるほどの仕打ちを受けたのか、わからず苦しんでいたことがわかった。
でもいつかはわかってもらえるだろうと彼らを恨んではいなかったのだが。

それはやはり銭湯でのことだった。
その日私はどんな気分だったのか。
何故そんなことをしたのか今ではわからない。
その銭湯でお隣のお母さんに気がついたのだが、私は挨拶もせずさっさと済ませて銭湯を出たらしい。
時たま誰とも会話したくないそんな気分の日だったのかもしれない。
後日そのことをお母さんはとても傷ついたとかなんとか注意してくださった。
うなだれて聴きながら、そのことに対して何も弁解はしていない。
注意されたということは許されたと、勝手に解釈していた。
どうも呑気な性格。
次回銭湯でお母さんに気がつい他ので挨拶しようとした。
その瞬間湯船に浸かっていたおお母さんの視線はそれた。
そして私は何故か変に固まって挨拶できなくなっていた。

その後からだった、口を聞いてもらえなくなったのは。
それも何故か兄弟たちも含めて。
それまで楽しく行き来していた日々は消え去り、ただただ無視されるようになった。
わけわからん。

最初はいつか解ってもらえる、何かの誤解だろうと軽く解釈していたが、彼らの態度は変わらずやがていつの間にか引っ越しして、わけのわからないまま一人残されていた。

日記を読んで思い出したのだが、当時の私は最初はいつかわかってもらえると信じていたのが、彼らが引っ越した後は怒りに変わっていた。

最初は甘酸っぱい気分で聞いたこの曲レッドリバーロックが、今聴くと、なんだか苦い気分になってしまう。

でもあのお母さんすごく傷ついたんだろうなと今は思う。当時のことだからまだ偏見の強い時代。手術で胸を削ぎ取られ右腕も不自由になったために自分をカタワ(障害者)のように思っていらしたのだろう。

問題は私にはそのような感覚が全くなかったことだ。

青春の苦い思い出でした。



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