ご存知かどうか知らないが、3月初め雪の日々が続いたその時期のこと、皮肉なことになんとボイラーが壊れてしまった。
やっと新しいボイラーが取り付けられたものの、地域の水道管の破裂で水が出ず、ボイラーの作動はできず、結局5日間随分と寒い思いをしたことがあった。
そのやけに寒い日々があったにも関わらず、パイナップル3世は健気にも元気を保っていた。
おまけにまた少し大きくなっていた。
すごいなー。
頑張ってるんだなー。
誇りに思いながら眺めていたのだが、1週間後のある日、首を傾げているのに気がついた。
あっ、いよいよ?
親離れして独立する時期が来たんだな、きっと。
日毎に頭を垂れ4日目には深く垂れた。
しかし茎はしっかりしている。
なんか苦しそうに見えてほっておけない。
思い切って切り取ってあげた。
甘い香りが漂う。
どうしよう、このパイナップル。
美味しそう。
甘そう。
小さいけれど黄金色に輝いている。
結局育てた子供を食べることができず、水に浸けて育てることにした。
ログインしてコメントを確認・投稿する