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2017年08月18日04:03

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百夜通い

以前、小野小町の所へ100夜通ったら、思い通りになりますと

約束された深草少将は

99夜目に雪に凍えて死んだとされています。


その為、世間では

小野小町は冷たく、
思いやりのない女性の
不評があったようです。


そのためか、後世に

こんな話がある記事を見つけました。


ある綺麗なお姫様の所に
つけ文(ぶみ)をする一人の男がいました。

今夜から百夜(ももよ)通ってきたら、

きっとお会いしましょうと返事が来ました。

入り口に毎晩しるしを
刻んでくださいといわれました。

そこで、雨の日も、

風の日も通いつめて

九十九夜となりました。

しるしをつけて
帰ろうとすると

腰元が出て来て

「もうあすで百夜ゆえ

一夜くらいおまけ

しましょうと

お連れしなさいと

お姫様が申して

おいでです。

さあどうぞ」


しかし、男は


もじもじしていると、

腰元が重ねてうながすと

男は

「あのう、実は私は


1日いくらでやとわれた者で、

本人ではありません」


と述べたという。

当然話はこわれてしまったという事件が
ありました。

小野小町事件以来、

女性は思いやりや、
優しさを持たなくてはと感じて、考えた事。


男性は死なない為に

考えた策。

しかし、どちらも

裏目になってしまったのです。

でも、やはり男が悪いね、

このアルバイトの


美しい男が



お姫様のハートを


射ったとしたら




面白い後世に残る物語

になったのに。



心は平安の時代に


飛んでいます。



合掌

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