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2017年06月18日21:27

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「父の日や 菊正宗と 缶ピース」



今日は、父の日です。

毎日集ってる朝起き会では、父の日の俳句を出して下さ

いということで、標題の俳句を出しました。



わが父は明治42年生まれ、昭和43年に58歳で亡く

なりました。晩年は、きっちり菊正宗の燗、2合。煙草

は、ピースが大好きでした。

毎日新聞に勤めていました。単身赴任が長く、私が22

歳の時に亡くなりましたが、接したのは10年です。



小学生や中学生の頃に、赴任先から、よく本を送ってく

れました。その本のひとつひとつが忘れられません。



「感心な子、偉い人」という本がありました。

全国のまちで、村で、貧しさに耐えながら、雪踏みをし

たり新聞配達をしながら収入を得て勉強している少年少

女の物語でした。何べんも何べんも読みました。



「ねぎを植えた人」という朝鮮の民話がありました。

大昔、朝鮮では、「いきなり、あの人は牛だ!」と言っ

て人を食べたりしていました。

ある人が、よその国からねぎを持って来て植えました。

その人も「牛だ」と言って食べられました。

ですが、その人が植えたねぎを食べるようになって、

人々は人を食べることがなくなった、という不思議な

話でした。



とにかく、父さんに感謝する父の日です。
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