今日は、父の日です。
毎日集ってる朝起き会では、父の日の俳句を出して下さ
いということで、標題の俳句を出しました。
わが父は明治42年生まれ、昭和43年に58歳で亡く
なりました。晩年は、きっちり菊正宗の燗、2合。煙草
は、ピースが大好きでした。
毎日新聞に勤めていました。単身赴任が長く、私が22
歳の時に亡くなりましたが、接したのは10年です。
小学生や中学生の頃に、赴任先から、よく本を送ってく
れました。その本のひとつひとつが忘れられません。
「感心な子、偉い人」という本がありました。
全国のまちで、村で、貧しさに耐えながら、雪踏みをし
たり新聞配達をしながら収入を得て勉強している少年少
女の物語でした。何べんも何べんも読みました。
「ねぎを植えた人」という朝鮮の民話がありました。
大昔、朝鮮では、「いきなり、あの人は牛だ!」と言っ
て人を食べたりしていました。
ある人が、よその国からねぎを持って来て植えました。
その人も「牛だ」と言って食べられました。
ですが、その人が植えたねぎを食べるようになって、
人々は人を食べることがなくなった、という不思議な
話でした。
とにかく、父さんに感謝する父の日です。
ログインしてコメントを確認・投稿する