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2017年05月10日10:07

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人生意気に感ず「マクロンの勝利。25歳年上の妻。フランス革命の国。金とトランプの会見は」

◇マクロン勝利のニュースが世界を駆けた。私もほっとした。大衆迎合、ナショナリズムなど、民主主義を危うくする要素が世界中で頭をもたげている時、フランスの動きには特別の意味があると思っていた。あのフランス革命の地であるからだ。
 7日、フランス大統領選でマクロン氏は、極右のルペン氏を下した。およそ1千万票の大差。39歳の新星の出現にフランスのケネディだの声も上がる。妻は25歳年上の高校時代の恩師というのも驚きである。この男女差が逆でも驚きなのに。64歳の妻は今後老境に分け入る。39歳の夫は夫婦の愛を全うできるか大いに興味がもたれる。精神の結びつきが本物かが問われる。週刊誌はハイエナのような牙を秘かに準備しているのではないか。
◇出会いはマクロンの高校時代、ブリジッドさんは恩師で、演劇の詩や脚本を指導するなかで恋が芽生えたという。17歳の少年はどうしてもあなたと結婚すると宣言した。恩師は離婚して応じた。純粋な少年の燃えるような一途さは正に詩や演劇の世界を思わせる。
 フランスには熱い血がたぎる歴史がある。1789年のフランス革命では多くの血が流され、王や王妃まで断頭台の露と消えた。その血の中から生まれた人権宣言は、その後世界を覆い民主主義の基盤となった。日本国憲法の人権宣言(第3章・国民の権利及義務)はフランス革命の中で生まれたこの人権宣言の嫡流である。
◇この熱き国で、もし極右が勝利すればどうなるか。隣国ドイツのかつてのヒトラーを想像する人も多かったに違いない。
 今歴史が面白い。アメリカのトランプ、イギリスのメイ首相、そして今回のマクロン大統領。それぞれ大きな深い流れをもつ歴史の一角が頭をもたげた瞬間である。
◇安倍首相は9日、参院予算居委で9条改正について「いかに苦しくともまとめ上げる決意だ」と表明。共産党が「自衛隊は何の制約もなく海外で武力行使出来るようになる」と追及したのに対し、首相は「戦争放棄を定めた1項・2項を残すのだから当然憲法上の制約は受ける」と答えた。国会で9条の議論が進む。
◇まさかの展開ではないか。トランプと金正恩の会見に向けた議論が秘かに行われているという。あの正恩がワシントンを訪れトランプと握手する姿が万一実現すれば、正恩の勝利を意味するかも。(読者に感謝)

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