彼らのことを、今日は、ずっと思っていました。
お父さんは、さばさばと語られますが、お母さんは出
て来られません。
きっと、全員のお母さん、悲嘆にくれて立ち上がること
も出来ないことでしょう。
それで思い出した62年ほど前のことがあります。
東京の麻布中学生が、遠足で相模湖に行っていました。
船に乗っていて、それが傾いて、沈没しました。
水泳部のキャプテンが、何人かを救い、最後は力尽きて
おぼれて亡くなりました。
当時住んでいた家の近くに、豪徳寺というお寺があって、
父と散歩していますと、まっさらの卒塔婆が立っていま
した。
父が、これはあの麻布中学のキャプテンの卒塔婆やと言
いました。父と一緒に手を合わせました。
そのまっさらさの木の白さが、今日思い出されました。
なんでこんな悲しいことが起こるのか!
この悲しさをもとに、我々はさらに世界中の子どもたち
の幸せを求めて生きていかなければなりません!
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