幼い頃、明治9年生まれの祖父に、なんで「へび」のこと
を「朽ち縄」と呼ぶのかと尋ねたことがあります。
祖父は、それは昔の人が、蛇を見て、朽ちた縄、つまり腐
った縄、に似てるからと思ったんじゃろ。その方が、生々
しくないからのう、と笑って教えてくれました。
小学生や中学生に頃には、祖父は、「なんで、みんなに敬
神の念が亡くなったんじゃろ」と、嘆いておりました。
朽ち縄でも、鶏でも、山でも、川でも、大きな石でも、み
んな神様じゃ、すべてに感謝せなあかん。
わしも医者の仕事をしとるけど、それも神聖なもんじゃ。
人の病気を診させてもろうとるということも神様に感謝せ
なあかんことなんじゃ・・・。
病気を治すのは、医者でもなければ、薬でもなければ、本
人じゃ。
わしは、手助けをしとるだけじゃ。
神様に感謝すりゃー、病気は治る。
神様は、大自然のすべてじゃ。キリスト教を信じてる人は
それでもええ。神道でもええ。仏さんでもええ。
お前は、まだこまいから(=小さいから)解らんじゃろー
けど、「敬神の念」ということだけ、覚えておかれー!
大自然が、神様じゃ。
じーさんの写真を、談話室に飾っています!
ログインしてコメントを確認・投稿する