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2016年08月09日21:39

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ロスト・バケーション

 上野オークラでの竹洞哲也監督イベントで、小松公典さんが「サメ映画を続けて観ている」と聞き、私も気になっていたサメ映画「ロスト・バケーション」をTOHOシネマズ流山おおたかの森で観る。
 主人公は、病気の母親を助けられなかったことで、挫折感を抱える医学生。母親が若いころ来たメキシコのビーチへやってくる。サーフィン場面の爽快さが、次第に不吉な雰囲気が出てきて、沖でクジラの死骸を見つけたところから、一気にパニック映画へ。
 ジャウマ・コレット=セラ監督がリーアム・ニーソン主演で撮った「フライトゲーム」や「ラン・オールナイト」と同じく、挫折した主人公が、事件を経て自らを取り戻す内容。しかし今回はニーソンでなくブレイク・ライブリー主演。全く安心感がない。
 サメに噛まれ、岩場に取り残されたヒロインが、医学の知識を生かして持ち物のみで怪我を手当てする面白さ。そして前作に続き、メールを画面に見せる演出。これはテレビ「シャーロック」が元ネタだろうが、今回はテレビ電話を見せて効果をあげる。満潮で岩場が沈むまでのカウントダウンなど、緊張感が途絶えない。
 希望と絶望が次々ときて、86分に収めているのがまたいいのだ。楽しめるパニック映画だった。CGでないカモメがいい演技。
 
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