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2016年02月20日10:30

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ブタン

『○小学3年生の理科の授業でした。風の力でものが動くことを学ぶ単元。
送風機を使って風を送り、帆をつけた車を走らせる実験です。
子ども達は送風機の風の強さを切り替えて、
それぞれどれだけ車が走ったか距離を測り、記録をつけます。

「風が強いほうが長く走るのは分かりきったことです。
なのに、小さいうちからこのようなデータ取りを繰り返しやらせる。
子どもには苦痛です。新しいことを知る喜びはなく、
理科嫌いになってしまう」

○四年生の教室。物が個体、液体、気体に変化することを学ぶ授業です。
1時間目には袋に少量のアルコールを入れ、
熱湯をかけると気体になって袋が大きくなることを見せます。

アルコールのほか、ブタンや水で、液体から気体、
気体から液体への変化を実験、
さらにスズ、食塩、水銀と水で液体から固体、
個体から液体への変化を実験してみせます。

授業は子ども達が自分の考えを書き、発表することで進めます。
「スズも気体になるのか」と書く子供も。
「子ども達がだんだん科学的な考えをできるようになっていきます」

実は物の三態については、
「水は温度によって水蒸気や氷に変わること」しか出てきません。
「学習指導要領には系統性がありません。」
内容に系統性がなければ、
子ども達は断片的な知識を覚えこまされるだけになり、
理科嫌いを生むことになります。』

発見がなく、ひたすら、データを取る、断片的に覚える、
それでは、飛躍は期せんわな。
おとなしく、従順な人間を育てる、その観点が見えてくる感じ。


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