mixiユーザー(id:12569023)

2015年12月09日10:04

29 view

人生意気に感ず「米国のテロとトランプ氏の躍進。移民の危機。県内のヒロンギャ」

◇世界中にきな臭さが漂い出している。それを、米仏の選挙で顕著に感じる。仏では極右の躍進が報じられ、米国でも過激な発言で注目されてきた共和党の大統領候補を目指す男が勢いずいている。「イスラム国」を震源とする国際テロが世界に広がっている。社会に危機が迫る時、民主主義は一見弱い。正に、今、民主主義は危機に直面している。テロの恐怖に煽られて民主主義が理性を失うとき、それは衆愚政治に落ちる。
◇カリフォルニア州の14人が亡くなった乱射事件はテロだったらしい。2001年のニューヨークの同時多発テロのあの光景は脳裏に焼き付いている。ガソリン満載の飛行機が超高層ビルに突き刺さる瞬間の映像は信じられない現実だった。
 カリフォルニアの乱射事件がテロだとすれば、それは、2001年以来、テロ対策に最も神経質になって取り組んだ筈のアメリカ国内に於いても、テロは容易に行われ得ることを示した。そして、テロを防ぐ超巨大な軍事力を脅かす弱小勢力の有力な戦略となった。
 オバマの影が薄くなっていると感じられる。史上初のアメリカの黒人大統領として、世界最大の権力を手にした。期待が大きすぎた為気の毒な気もする。世界はアメリカが役割を果たさないと混乱が起き収まらないのが現実だ。
 通常の大統領選らなピエロのような存在ではないかと思われる不動産王トランプ氏が共和党の指名争いで独走している。元国防長官のゲーツ氏は「多くの国民は政治指導者に激怒し、トランプ氏のような人物を通じて怒りの声を上げようとしている」と指摘した。オバマの対テロ対策を非難しているのである。フランスでも極右政党が躍進した。米仏のこれらの突出した動きは移民受け入れを拒否しようとしている。これらの動きは、新たな移民の受け入れだけでなく、国内の異民族の差別の問題とつながる。日本も今後真剣に考えなくてはならないことである。
◇ヒロンギャと館林市民の交流会実現に注目。ヒロンギャはイスラム教徒少数民族である。6日夜、館林市内のモスクで行われた。
 礼拝の様子を見学したり、イスラム教の戒律に沿った家庭料理を味わった。現在、イスラム教徒というと身構えるような雰囲気がある。「知らない」、「無知」が誤解と偏見を生む。国際化の中で避けられない問題である。(読者に感謝)

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031