中学時代から親交の続く山仲間4人で秋川上流に位置する浅間尾根(せんげんおね)を歩いた。
正式地名は東京都西多摩郡桧原村にて、北秋川と南秋川が分岐する村役場の有る本宿から尾根道を登り最奥部の数馬に至るルートである。
山道ではあるが登山道というよりは、昔の生活産業道路の跡で至る処にその名残りを窺うことが出来る。
右手に奥多摩の山々を望みつつ、文字通り落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩くこと4時間40分で数馬に到着。
ワインで乾杯後、数馬の湯につかり帰りのバスに揺られ帰途についた。
頂きを極める登山と一味違う歴史の道を辿りながら、古の時代に思いを馳せるのも悪くないなと思った。
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