mixiユーザー(id:16919049)

2015年06月13日02:04

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片手取り交差持ち呼吸投げ

本日、久々に初心者の方と稽古する機会を得ました
とりあえず、楽しんで戴けるように心がけてみましたが、どうだったんだろうか?

 順手持ち から
こちらは有段者との稽古内容
受けは力一杯握りこむ、その状態から捕りは指先を頭(こめかみ辺り)に持っていく
大体は、受けの指は外れるか、そのままでも頭を掻くことは出来る  ってな内容

捕りの前提、
 ・自分にとって一番都合の良い位置に手を出している (高さは重要)
 ・“折れない腕”、“曲がらない腕”であること (重みは下、氣を通した状態)
最低限上記の状態であること
でないと、受けとしての感想だが、相手の腕の芯を掴める、握りこめる感じがする
捕りの立場で言えば、“負けた”感を味わえる
目で見える表現をすれば、指先が伸びない  ←氣を通せない
最初から一番良い状態(四大原則を参照)でいること

捕りを離れたところから見た感想
まず、指先から動き始めます  指の第一?関節から曲がり始めて手首、肘、肩と動きます
大体、手首が曲がり始める頃に肘が下がります (腋に近づく)
上半身は動きません (指先を上げるときに、頭を近づけようとしたりします、気をつけて)
三人で稽古できるなら、一人は捕りの肘の内側に人差し指でも乗せてあげれば良いかと思います

上手くいかない理由は
 ・手首の辺りから上げようとしている
 ・手首の“面”を使って手を上げるのと、ぶつかる
 ・腕全体が硬い (筋肉の緊張)
が、多いのではないかと推測します



 本題 (基本技なので形は省略)
捕りへの注意点として
 ・顔を上げる (前を見る、進行方向を見る)
 ・肩、肘の力を抜く (筋肉が緊張しないように気をつける)
 ・大雑把に形を覚えてもらう (細かいことは気にしない、動いてもらう)
 ・体の中心線(体軸?)の維持
を基本に稽古しました
大体、左右三回から五回ほど投げてもらい、左右一回ずつ受身を取っていただく 感じ
投げている方が楽しいからね  でも、受身も大事

私が受けの立場として注意した点は
 ・自分の体勢を一番崩された状態にもっていく
  例えていうなら、自分自身が師に投げられたときの体勢を再現する 感じ
  そうすれば受けは現状で最善の形で持って技を稽古できている はず ←であって欲しい
 ・後は動きの中で、体軸を真っ直ぐに維持するように相手に注意を促す

今回の稽古相手は女性でした
女性だからといえば、語弊があるかもしれませんが、
経験から言わしてもらえれば、力ずくで動きません、だからか結構いいのをくらいました
きつかったです  まっ、本人は気づいてないでしょうが・・・
それに、途中で何回か、おもいっきり投げようとしていたのは感じました  ←受身がきつい

教えの中では、“投げようとしてはいけない”とは謳ってはいます
でも、そうともいかないのが凡夫なので
それが間違っていると言うのは簡単なのですが
その気持ちを受け止めてあげる必要があります
黒帯としては、少々の無茶は受け止めて受身をとりましょう



今日の見学者が興味を持って、続けてくれるとうれしいな・・・
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