集団的自衛権の基礎概念には賛成している
「あなたが攻撃されれば私が守る。私が攻撃されればあなたが守ってくれる。それを世界中みんなでやれば平和が実現できる」
という考え方は、「みんなで武器捨てようよ」という到底実現不可能なものより確実なものだと思う。
でも、今回の集団的自衛権とは
「アメリカが攻撃されれば日本も手伝う。今まで通り日本はアメリカに守ってもらう」
というものにしか思えない
そこに、ついでに自国経済に大きな打撃を受ける事態になったら自衛隊を派遣して対処させれるようにもしておきたい思惑も乗せている
憲法9条に「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と書かれている以上、武力を持って紛争の解決に当たらないとするのは当然である。
なので、正式に集団的自衛権を行使できるようにしたいのであれば、
・アメリカ以外の国ともちゃんと軍事的協力や同盟ができている状況
・憲法を改正し国民の理解を得て、そのことをアジア各国に理解承認してもらう
と言うのが必要な条件だと考えます。
でも、なぜこのような状況になってるか持論で述べさせてもらうと
・衰退するであろうアメリカ経済
・今後どんどん肥大化していく中国
2040年以降アメリカvs中国の対立があちらこちらで起き始め、軍事的衝突も起きると思う。
その場所はどこか?
それは日本ではないのか?
だから自民党は今のうちからちゃんと準備、訓練、をしておきたい
だから法整備もきちんと整えて、武力攻撃もできるような装備を運用できるようにしておかなくては日本を守れない
と考えているのだと思う。
その考え方はアメリカとの連携が前提であるし、もしアメリカが中国に負けるような時があれば、それは日本の消滅を意味している。
なので絶対負けられないし、絶対アメリカにも勝ってもらわねばならない
と言う事なのだと思う。
でも、自分はこう考える
アメリカは日本を捨て駒にするのではないか?
アメリカとタメを張るぐらいになった中国の目の前に捨てられてボコられる
(その時の状況をどんなものか想像するととても恐ろしい。暴発が始まっている中国に蹂躙されるということだからね)
このままアメリカに一蓮托生してていいのだろうか?
戦争反対!と言うのは簡単だが、恐らく戦争にはなる
その時にどんな準備をしておくべきだろうかを本当に良く考えてほしい
アジア周辺各国の神経を逆撫でするような集団的自衛権もとい、アメリカ的自衛権では日本を守れるとは思えないのである
■「戦争いや」女性たち結集 安保法制に抗議、各地で声
(朝日新聞デジタル - 06月21日 00:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3477178
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