mixiユーザー(id:26156846)

2015年01月19日18:52

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茶わん

『骨董品で気に入ったお茶わんを買ってきました。あなたならどう使いますか。
たいていの人は飾るだけで食器としては使わない。これは、もったいないです。

1個2000万円のものなら、さすがに毎日は使えないかもしれません。
しかし1個二万円のものなら使ったほうがいいのです。
そんなことをして割れたらどうするの?心配するのはもっともです。
でも、割れてもいいのです。

そのお茶碗を使うという行為のほうが大事です。なぜなら、これは立派な教育費だからです。
そのいいお茶わんでご飯を食べる。たとえ中身がお茶漬けだったとしても、
毎日の気分が変わってきます。いい物こそ毎日使いましょう。

せっかくの品物をしまい込んで使わないのはもったいないのです。
最初のうちは、傷つけたらどうしようかとビクビクして、のんびり味わえない。
それでいいのです。それがだんだんなじんで平気になってくる。

そうしたときに初めてその値打ちのあるお茶わんに対して
自分が対等の関係にまで高められたことになります。
値打ちのあるお茶わんには、やはりそれなりのいい味、いい値打ちがあります。

毎日ご飯を食べながら、ドキドキがなくなるように自分が追いつく。
追いついてドキドキがなくなったら、初めてそのお茶わんの値打ちがわかる。
それは永遠に割れないわけではなくて、やがて割れます。
割れた時に、「あ、使わなければ良かった」と考えるのではなくて、
「もう自分はその茶碗からたくさんの物を教わった。ありがとうございました」
と考えるべきです。高価なものだからといって決してしまっておいてはいけません』

う〜ん。追いつく、ねえ。自分を高めることの大切さ。そうかもしれないねぇ。


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