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2014年12月13日17:44

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「河豚鍋」と「表現」のこと




「河豚鍋」という食物は高価なので、

昔から素寒貧な俺は

過去に 何回も食したことがあるわけでは、ない。

だがしかし、

あの、河豚から出る美味は、マホーのようだ。そのことは一応、知っている。

それにしても、

アレは一体何なんだろう。

河豚がその身体に「毒」を持つからこそ、の特別なマホーだろうか?

・・・・そうかもしれない。

もし俺が映画監督で、映画を撮っていたとして、

その映画に河豚鍋を登場させるとしたら、

あのマホーのような味を表現するために、

鍋の汁を発光させる処理を施すことだろう。

まるで発光するような味。

さて、

「食」ではなく、「表現」の場において、同じようなことを思うことがある。

ライヴを見ていて、そのバンド(パフォーマー)から

「得体の知れない強力な魅力のオーラ」みたいなのが出ている・・・・・と感じるとき。

何が、どう・・・と言葉に出来ない、色々な要素がひとつになって、

「それ以上のもの」が加わる。『魔』が宿る。


・・・・・「マホーだ」、と思う。

・・・・・「河豚のアレだ」、と思う。


「それがすべてだ」、とすら思う。


表現者として俺も、「それ」を手にしたい、と

切実に思う。


でも(前にも言ったけど)

100戦100敗では、ない。


明日、大阪の十三というところにある、

CLUB WATERというライヴハウスに来ておくれよ。

ROCA’66という、俺のバンドが出演するんだよ。


俺だって

河豚みたいに、なれるかも知れないじゃないか?





「毒」?

「毒」は・・・・・どうかな。















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