ちばからも梅の家も休業なので、「ばんや」で飯を喰う。
入ると席を指定される。空いているのだから、もう少し客同士を離せなかったのか?おかげで近くのカポーの会話が丸聞こえで、気になって仕方がない。
何を喰うか迷う。「漁師のまかない丼」に決めかけた時、「天ぷら盛り合わせ定食」を持ったおばちゃんが脇を通る。これの方が美味しそうだ。それに決める。
近くのカポー、彼氏さんは私が最初に候補にした「漁師のまかない丼」を早々に平らげる。彼女さんは私が最終的に注文した「天ぷら盛り合わせ定食」だ。
彼女さん「私、穴子食べられない」(なんだと?穴子様になんたる無礼!)
彼氏さん「じゃあ、どじょうも食べられないの?」(穴子が食えない女が、どじょうを食えたら吃驚だよ!)
彼女さん「うなぎは食べれる」(ああ、そう)
さらに私の皿にはブリの天ぷらなのに、彼女の皿にはカジキの天ぷららしい。彼女の皿を覗き視る事を必死に我慢したから真偽は不明だ。
彼氏さん「潮干狩りの時に麦酒5本も飲んじゃったよ」(ナカーマ♪でも運転は誰が?)つい、彼氏さんの顔を視ちゃった。
後半に取っておいた穴子の天ぷら、うん!この穴子なら残しても俺は怒らないよ。全然、脂が乗ってなくて、地の物じゃないか旬じゃないか。
いちばん美味しかったのはブリ。本当はブリじゃないかも知れないけど、カジキでは断じてない。
お腹は満足したけど、舌は満足していない。これで1500円(含ライスおかわり)。両方満足出来る、ちばから梅の家のコスパを思い知る。
ただ、「ばんや」でのメニュー選択に誤った感があるので、この限りではない。以前、別メニューで舌も腹も満足した経験がある。
ログインしてコメントを確認・投稿する