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2008年09月23日00:30

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"The Bucket List" on May 31

もう4ヶ月前もの事ですが、観て参りました。
「最高の人生の見つけ方」を。

フォト

http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/(「最高の人生の見つけ方」公式サイト)

私の大好きな存在感のある演技派男優モーガン・フリーマンともう一人のオスカー男優ジャック・ニコルソンの共演。
この二人の演技を見れるだけでも見る価値のある映画。
死と向き合った初老男性が人生を見つめ直すテーマをとてもコミカルに爽やかに描いてくれている。

余命6ヶ月を宣告された二人が「死ぬ前にやりたい事リスト」を書き出してゆく。
・スカイ・ダイビング
・世界一の美女とキスをする
・カーレース
等等・・・リストに挙げた事を一つずつ実現していく。
が、満たされない。何故って他界する前にやっておきたい事(言っておきたい事)って自分の夢や達成したい欲望よりも遥かに大切なものだったのです。

今日の午後、病院の外科の待合室で思い出したこの映画。
婦人科検診で初めて精密検査を受けるようにとの紹介状を先週土曜日に見た。
仕事から帰宅後、直ぐにネットで調べ、症状に当てはまる事項が幾つかあった。
昨年11月の健診結果では、「経過観察」だった。「転移した部分を削除する事になったら・・・」「この半年間で進行していたら・・・」と様々な不安な想いが頭を過ぎる。
「異常なし」の結果を期待しながらも、「治療要」の最悪の結果を言い渡された場合の心構えも考える。
・○○さんへの「ありがとう」は伝わっていただろうか?
・☆☆さんへの「ごめんなさい」伝わっていただろうか?
・充分な親孝行は出来ていただろうか?
・周りの人を幸せに出来ていただろうか?
・人助けは出来ていただろうか?
・いつも"Use Good Words!”愛情のある言葉で優しい笑顔で相手に接していただろうか?

そして・・・これらの問いかけに"Yes"と答えられる「後悔しない生き方をしているだろうか?」

精密検査後待合室で待つ事40分間。こんな事を考えながら最悪の結果を冷静に受け入れよう自分に言い聞かせていた。
私の受付番号が画面表示に出る。診察室に入る。
担当の女性医師が私に向き合い口を開く。
「大変お待たせしました。異常無しです。」
「良かったです。有難うございます。」冷静を取り繕ってお礼を言う私。
先生が優しい笑顔で私の目を覗き込みながら「本当に良かったですね。」
毎日何人も私の様に不安いっぱいで結果を聞く患者さんを相手されているのでしょう。彼女にとっては毎日の同じような場面。すっかり日常化されている事であっても、患者さん一人一人に対する優しい誠意が心に響き涙が出そうになったがぐっと我慢。
良い結果が出た事にも感謝。こんなにも素敵な医師に会えた事にも感謝でした。

「余命○ヶ月」と宣告される前に考えるのではなくて、明日他界しても良いような後悔しない生き方をしなさいよ!との神様からのメッセージを頂いた日でした。

この映画のテーマ曲、ジャザサイザーのマイミクさんなら良くご存知。
そう、前のルーティンの筋トレで使っていたジョン・メイヤーの"SAY"。
「最高の人生の見つけ方」の映像と共にお楽しみ下さい。ハート達(複数ハート)









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