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2023年07月17日21:35

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亜高山帯ミニツアー


体調不良のまま過ぎていく夏にかなり焦りを感じています。今回は車横付けならなんとかなるかと思い立ち、どうせ行くなら涼しい場所でのんびり虫採りやろうと出かけました。ライトセットにFITまで用意して土曜日の午後から出撃予定だったのが、夜までカミさんの用事が割込み出発したのは日曜の朝、しかもゆっくりめ。
行き先いろいろ考えたのだけれど、車横付け採集となるとやはりいつものところに落ち着いてしまったのは情けない限り。ともあれ、H高原でゆるゆる採集し、午後はもうすこし標高あげて針葉樹林帯の立ち枯れ倒木でごそごそ。亜高山帯とはいえ、ドピーカンの炎天下はさすがに暑さを感じる。日が落ちる頃再びH高原へ戻り屋台設営。日没後は雲が湧きだして気温も湿度も十分の願ってもない好条件。屋台を組み立て、ライトFITを設置とスムーズに進み、いよいよ点灯。早くも細かな虫たちが集まり始め幸先良しと思ったところ、頭の頂きあたりに冷たい感触。思わず見上げると雨粒がパラパラ。あっという間に土砂降りとなり、幕もびしょ濡れ、シート上に広大な湖が出現した。1時間ほど思いっきり降った後に雨は上がったが空には輝く満天の星空。この場所は数々の珍品が採れているポイントで過去何度もトライしているのだが、やはり雨に祟られることが多いのが難点。せめて降り出すのが後1時間後だったらと思うと悔しいのだが、また次の機会に期待しよう。

ライトセット撤収後に移動。翌日はムシ屋銀座方面を少しだけ覗いて頼まれ者のオトメさんだけ少し採集するつもり。どうやら雨は屋台出してたあたりだけの局地的な雷雨だったようで、少し離れたら道路さえ濡れていないのはシャクだった。
T原駐車場は満天の星空、久しぶりに寒さでぐっすり寝られなかったが、猛暑の下界生活からしたらぜいたくな悩み。
朝からピーカンは良いのだけれど、身体が思うように動かない。駐車場に停まっていた車の大半が虫屋さんの車だったのには驚き。日の出とともにでかいネットかついで藪漕ぎに出撃する虫屋さんたちをぼんやり眺め、遅めの8時ころに行動開始。80口径ネットチャンバラする元気もなく、スミイロ表参道を避け近い場所を見回るがハイマツの花は完全に終わり、虫の影は薄い。ほんのわずか咲き残った花があると入れ代わり立ち代わり虫屋さんが巡回して来る。
また今年はムシ屋さんとともに目に付くのはでかい望遠レンズ付きのカメラぶら下げたオジンオバンの団体。あちこちで5₋6人づつ固まって目あての鳥が視界に入るのを待っている。問題は暇つぶしにやたらとおしゃべりなこと。しかも耳の遠いジジババばかりだからつい話し声も大きくなりがちで、遠くからでもその騒がしさが耳につく。そしてあっちへ飛んだ、こっちで鳴いてると木道の上を歓声あげながら怒涛の如く走り回る。ウロウロしていると狭い木道から押し倒されそうになるほど。そんな連中があちこちをうろつき、ゆっくりマイペースでの採集などできやしない。わずかな時間でもううんざり、早々に帰途についたのであった。
採れても採れなくても涼しい風に吹かれてのんびり一日過ごすことで満足できたのはすでに遠い過去。

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