新国立劇場バレエ団のダンサーとアドヴァイザー遠藤康行がそれぞれ振り付けた作品で構成されるプログラム。動きが独創的だったり、クラシックバレエ風でありながらキレが良かったりと、なかなか見応えがあった。
Ray of light(振付:池田理沙子)
白い衣装と黒い衣装の2人の女性ダンサーがお互いに信頼し合っているのが伝わってきた。音楽はピアノの生演奏。
echo(振付:福田紘也)
男性4人と女性2人が同じような衣装で同質化されているのが面白い。男性が多いからか、ダイナミックな印象。
L'isle Joyeuse喜びの島(振付:柴山紗帆)
ドビュッシーの同名曲にあわせて子どもが走り回っているような、かわいらしい作品。シャボン玉がステキ。
After the show(振付:福田圭吾)
男性2人によるキレのいいダンス。取っ組み合いのケンカのようなシーンやスローモーションのような動きが印象深い。
Resonance(振付:福田圭吾)
始まりと終わりが影絵のような演出。4組のペアが次々に入れ替わり、最後に全員登場する華やかな作品。
3 in Passacaglia(振付:遠藤康行)
無音の時間が長いので、テンポを正しく維持するのが難しそう。動きが非常に複雑だった。
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