mixiユーザー(id:7163177)

2021年01月09日16:45

31 view

68歳誕生日

今日は68回目の誕生日だ。
とても素晴らしい日になった。
実は春野の近所の人に木を倒すことで助けてもらった。
自分で切ったコナラが3本全部かかり木となって切れてはいるが、そのまま立ち続けているという状態なのだ。
近所の人はS坊といって私より年上だが私より20歳以上年下のような身のこなし方だ。
しなやかで且つパワフル。
高校生の頃から体のサイズが変わっていないというような羨ましい体形だ。
そんな体に恵まれた人が林業のことにも詳しいのだから頼りになる。
あっという間にかかり木を倒し、もうひとつお願いした枯れ木を倒してもらった。
この枯れ木はコナラ林の間に立っているコナラで、しかもひときわ背が高い。
どちら側に倒しても枝が引っ掛かりそうだ。
だがチルホールという器具を使って、そちら側に引っ張っておいて最終的には、そこへ倒すやり方をした。
4メーターほどの梯子を切りたい木にかけてワイヤーを2本持ち自分で木の裏側に手を回して安全を確保しながらスイスイと上って行った。
ほぼ最上まで上ると短いワイヤーを木に回しワッカに通して締める。
そのワイヤーのもう一方のワッカにもう一本の太いワイヤーをセットする
それはチルホールにつながっている20メートルほどの少し太いワイヤーだ。
これで太いワイヤーは木と滑車とチルホールにつながった。
これで作業開始だ。
チルホールでワイヤーを引っ張っておきながら木を切り始める。
ある程度切ってから次にまたチェーンソーで今度は切り口の反対側を切っていく。
上の状態を気にしながら切込みの塩梅を決める。
そしてチルホールに戻って最後のワイヤー絞りをする。
するとメリメリという音を立てて倒れ始めた。
S坊がイチバン気にしていた枝は、枯れていたせいで別の木に引っかかることもなくバキバキと折れて落ちてくる。
枯れ木は、そのまま大きな音を立てて地面に倒れた。
まさに「ここしかない」というピンポイントの場所だ。
終わったと思うと、私も疲れがドッと出た。
私は何をしていたかというと写真を撮っていたことと邪魔にならないように動いていたことだけだ。
「その辺に枝が来るかもしれないから、こちら側に離れて」と言われて「はいっ」と移動する。
それだけでも0度以下の気温でも汗をかいた。
「いい汗って言うんだろうなこれも」。

2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年01月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る