mixiユーザー(id:1750116)

2020年12月25日22:28

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チェーンメンテナンスの嘘

最近よくYouTubeでバイクブログの動画を見ています。
その中で、有名バイクブロガー達が、チェーンのメンテナンスについて流しているのですが、嘘が多いので書こうと思いました。

一番驚いたのは、元HRCの社員のアンディという人が、チェーンのメンテナンスは必要ないと言っている事です。
その理由は、近年のチェーンは、シールチェーンだから、グリスは抜けないので必要がないというものでした。

一見もっともらしいのですが、これは嘘です。
私は自分でチェーン交換をしますが、チェーンの取説には、メンテナンスしろと書いてあります。
メーカー指定のチェーングリスであれば、シールの耐久性を保つ成分が入っているそうです。
これは本当かな?と思うところは少しありますが、チェーンを取り付ける時に、シール部分にもグリスを塗るので、グリスアップするのにデメリットはないでしょう。

チェーンの大敵は錆です。
自転車に乗っていた人はわかると思いますが、チェーンが錆びるとペダルが重くなります。
グリスアップすると回転が滑らかになって軽くなりますから、錆止めの為にも、滑らかな回転の為にも、グリスアップは必須でしょう。
メーカーが雨天後はすぐに再グリスアップするよう言っていますし、雨天じゃなくても500キロから1000キロごとのメンテナンスを推奨しています。
チェーンを錆びさせると、シールチェーンでもカクカクになったりします。
グリスアップするとしないとでは、スプロケの寿命も全然違ってきます。

昔ながらの灯油で洗うとやっていたユーチューバーもいました。
これも、チェーンメーカーは禁止しています。
灯油もパーツクリーナーもCRCも禁止です。
理由は、シールを痛めるから。
現在のチェーンは、金属のコーティングとその部分のシールによって長寿命化を成しえていますから、シールを痛める洗浄はしてはいけないのです。

チェーンメーカーは、ちゃんとメンテすれば、寿命が4割とか違うと言っています。
私は、メーカーがやれと言ってる事を3つやっていません。

一つは、チェーンクリーナーでの洗浄です。
理由は面倒くさいからです。
チェーンなんて、道路の近くで動いているのだから、どうせすぐに汚れを吸着します。
そして、ある程度自動的に自然に汚れの塊を降り落としているはずです。
小さな塊になって汚れが落ちていく分、油分も減っていきますから、その減った分をグリスアップすれば良いと思っています。
たぶん間違った考え方なので、皆さん真似しないようにしてください。

もう一つは、チェーンと一緒にスプロケを交換する事です。
メーカーは同時に交換する事を推奨していますが、私は同じタイミングで駄目になった時しか同時交換しません。
チェーンの交換は、たいした手間かかりませんが、スプロケの交換はリアホイールを外さなければいけないので手間に感じるので、どうせ消耗品なので、なるべく長く使いたいです。
チェーンも消耗品で、たいていチェーンのほうが早く駄目になるので、スプロケを同時に交換するメリットをあまり感じないからです。
これも間違った考えだと思うので、真似しないでください。

あともう一つ、チェーンメーカー推奨のチェーングリスを使ってないです。
理由は、安物のホームセンターのスプレーグリスでも、たいして変わらないだろうと思っているからです。
これも、たぶん真似しないほうが良いと思います。


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