果ての

ほんまに、しょうもない連中やった。





サッカー部だった伊藤くん事を思い出す。



「カトー、何でやめるねーん!」




同じくサッカー部のまっつんを思い出す。





「戻ってこいよー」




僕も、こういう人たちと、離れたくなかった。




ほんまにハンドボールとかどうでもいい。




イジメやって固まってる連中なんか、心底どうでもいい。






俺は、こうなった以上、勉強で結果だすしかないと思った。





そして、ものすごい空回ったのである。




お世話になった先生方や、励ましてもらった方々も大勢いた。




もう、会うことはないのだけれど。




俺も早く、自分の生きる道とか、考えなくてはならないのだろう。




昔、そういう部分で、本当にしんどかった。






人の恩に報いていくんだけど、あんまり上手くいかんのよなあ。




続く