mixiユーザー(id:19073951)

2020年11月01日19:06

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日日日記 日曜美術館「正倉院展」

時と,そして人とが作品を育てるのだ。

歴史という時の評価,そして後の世の作品を見聞きする人の評価という試練が与えられ,その試練こそが作品を育む。
その試練に耐え,生き抜いたことこそが,本物の「証」なのだろう。

収められた時点で既に「宝物」であった作品は,およそ1300年の歴史の試練に耐え,磨かれ,朽ち果てるのではなく逆に時と人によって育てられ,さらなる輝きを増す。

経年「劣化」ではなく,経年「美化」。


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