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2020年09月23日10:11

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倒木処理

7月に降り続いた雨と突然の突風によって木が数本倒れていたことは気づいていた。
だが山で木が倒れたとしても自分の動線上になければ、ほとんど捨て置く。
ミョウガを採りに行くようになって邪魔な杉の木を1本切る必要性を感じた。
同時に数本が絡むように倒れてコナラの上に寄りかかっているところも処理しなければ、と感じた。
妻を現場監督にして処理することにした。
午後からミョウガを採りたいので、そちらから手を付けた。
ここは、ずいぶん以前に倒れたから、もう葉っぱは枯れている。
ミョウガを採りに行く獣道の上だけを切る。
枯れた倒木とはいえ根から先端までが倒れているわけで重さとしては、相当なものだ。
まずチェーンソーを作動させて切り込んでみる。
杉の木の下から刃を入れ上から刃を入れてみた。
上から刃を入れていたら「メキッ」という音とともにチェーンソーの刃が嚙まれそうになった。
急いでチェーンソーを引き上げて別の所から切り始めることにした。
山を少し上り先ほどよりも10メートルほど上を切った。
地面に倒れた木を更に切って安全に下に落とすことができた。
次に倒木が複雑に絡んでいる場所に移動した。
危険回避は絶対のことと肝に銘じ作業は、やり易い場所から徐々に進めることにした。
高枝切りノコギリで枝を落とすことから始めた。
次に倒れた際に幹が爆ぜたように割れている杉の木を切る。
その時妻が気付いた。
「フェンスが倒れているよ」
「本当だ。あっ、獣道ができている」
ここは先日近所のおばさんと話しているときにバキッという音が聞こえて、そのあたりを写真に撮っておいた。
それによれば、その時には、まだフェンスは在った。
フェンスが無くなったことは、たぶん「オーイあの畑の食べ放題がオープンしたぞー」とシカ新聞の号外に載り皆が読んで駆けつけてきたのだろうと想像した。
それから毎日シカが入ってきたのだろう。
幸い、今は食べられるものはなくアジサイの葉っぱを食べられたくらいの被害だった。
切った枝とか短くした丸太とかを獣道に放り投げて道を閉鎖しておいた。
クリの無いところにクリの実が落ちていて、ぞんざいに食べてあった。
サルも来たのだと分かる。
食べ残しのクリの実を妻が植えた。
こうして植物の戦略と動物の連携が一致して本来の自然の山が続いていく。

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