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2020年08月08日21:35

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論理が矛楯してでも権力に反抗するあまのじゃくは、いかがなものでしょう。

●論理が矛楯してでも権力に反抗するあまのじゃくは、いかがなものでしょう。

 いつの時代も権力に反抗するあまのじゃくはいるものです。ただ直前にいっていたことと真逆の権力批判するのはいかがなものでしょうか。

 というもの政府のコロナ対策を批判するのにあたり、当初は緊急事態宣言をなかなか出さないことに対して、安倍内閣は腰抜けだ、早く宣言を出せと批判していたのに、近頃は政府による私権の制限反対と主張しています。本人は緊急事態宣言のことではなく、緊急事態における私権の制限を憲法に追加する憲法改正に反対しているので、全然別問題のつもりなのでしょう。けれども緊急事態宣言を出して、自粛の徹底を政府に要求することも私権の制限につながるので一緒のことなのです。つまりついてこの間まで弱腰と政府を批判していたのに、今度は強権発動を批判し、弱腰のままでいるべきだとするのは、多いに矛楯しています。ただそれを堂々といってのけるところに、あまのじゃくのあまのじゃくたる所以があるのではないでしょうか。

 そんなあまのじゃくな性格になってしまうのは、過激な主義主張の背景に、実はその人の育ってきた過程が影響しているのだと思っています。権力者に対して、強いアンチテーゼの感情を抱いてしまう根底にあるものとは、結局その方が年少期に両親に愛されなかったという恨み心が原動力になっているのです。たとえどんなに両親が愛情たっぷりに育ああげたとしても、たまたま一時そばにいなかったり、欲しかったものを買ってくれなかったことで、幼い子どもは親に対して愛情不足を感じがちなものです。

 三つ子の魂100歳までとよく言われます。親に愛されなかったという恨み心は、成長とともに表面意識からはわすれていきますが、潜在意識ではずっと憶えていて、成人したその人の行動に悪影響を与え続けているのです。その悪影響とは、目上の人や権力を持つ人に異常な敵対心を持つことです。その結果、職場で上司に逆らって孤立したり、職業を転々と変えたり、引きこもって親に心配をかけたり、夫婦間が不調和になったりしていきます。そんな対人関係の不調和の根本にあるのが、実は親に愛されなかったという恨み心なのです。
 
 ですから、あまのじゃくな性格な人は、早く自分のあまのじゃくな性格の根本にある恨み心に気がついて、ご自身がどんなに両親や周りの人から愛され、大切されて育ってきたのか思い出してみる必要があります。そうでないと、ご自身の人生がずっとあまのじゃくな性格に振り回されて、不幸や生活苦から抜け出せなくなってしまうことでしょう。

 ところで話は元に戻って、現在のコロナ禍による自粛と緊急事態宣言再発令については、国民生活を維持できなくなるほどの打撃を被るので反対です。けれども、今後テロや強力な感染症の流行に直面したとき、間髪いれずに私権の制限を発令し緊急事態に即応できる憲法改正は急務だと考えます。

 憲法改正を主張しつつも、反面現実的な対応を急ぐあまりに、改憲しないで、緊急事態宣言に従わない個人や企業を罰することを法律レベルで決めてしまおうとする最近の政府高官の発言には疑問を感じます。
 国民の私権を制限することは、国民の権利の根幹部分あたる項目となります。やはり法律レベルでなく、やはり憲法改正手続きにかけて、広く国民の理解と賛同を得る必要があるでしょう。 


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