本当の恐怖

　国会中継の辻本議員と総理のやりとりを見た。いや、国会中継を切り取ったツイッターだけど。

　ANAホテルから返答によって総理とか事務所の回答は虚偽だったということになってたんだけど、総理はそれについて答えることができてなかった。

　その後、ANAホテル側から「ご迷惑をおかけした」という総理とか自民党への謝罪があったとの報道。

　気持ち悪さと怒りと、それにものすごい怖さを感じた。

　これまたツイッターで岩田健太郎氏のダイモンドプリンセスに乗船して一日で追い出され、しかも中での状況にものすごい恐怖を感じたとの動画を見た。

　岩田氏の本は、過去に何冊も読んでいる。

　動画の発言についても、論旨は明快で恐怖を感じたというところについても感情的な話ではなく専門家としての論理的な話であって、信頼できるものと思った。

　そういう状況を招いている国の対応について、恐ろしいと思った。

　国会についても、伝染病についても、なんでそんなことになっているんだ、と思う。

　人間、そこまで愚かになれるものなんだね。

　そういう環境を作っている責任の一旦は、自分にもあるのだろうと思うところはあるだろうけど、この本当の恐怖を見過ごすことなく、今の社会の在り方について考えつづけることは必要なんだろうな。

　でもとりあえず、いろんなことがなんか怖い。

　このパニックスリラーの破壊的クライマックスは、やっぱりオリンピックあたりで起きるんだろうか。