mixiユーザー(id:18419990)

2019年08月06日15:10

161 view

暑いのと寒いの、どっちが嫌?

 このところ自分には関係なさそうな未来の事を調べがちである。ビッグバンで始まった宇宙はビッグチルがビッグクランチで終わるだろうといわれている。

 ビッグチル、宇宙が無限に膨張し全てが凍りついて終わる。7300億年後になるとホーキング放射によりブラックホールですら蒸発し始める。太陽質量のブラックホールが蒸発するのに要する年月は10の67乗年、ゼロが67個だ。ちなみに無量大数が10の68乗、この単位役に立ってるじゃん。面白いのは、この状況下でもSF作家や科学者は人類存続を諦めていない事だ。1億年に1クロックの情報処理しかしないとしても、永遠に宇宙が存続するのであれば、無限の主観時間を取り出すことができる。無論その人類は生身の身体ではない。

 ビッグクランチ、宇宙がある時点で収縮し始め、最後は1点に収縮して終わる。これも同様にSF作家や科学者は諦めない。ビッグクランチから膨大なエネルギーを取り出し、終末が近づく以上に、生命活動をクロックアップし、有限の残り時間から無限の主観時間を取り出すのである。

 何故こんな事を書くのかと云えば、暑いのと寒いの、どっちが嫌かという話だ。私はどっちも嫌だ。

 少し客観的に考えると、ロシアのヤクーツクとかでは-50℃とか普通であり、そこにも人は住んでいる。今の日本の気温に比較して-80℃。これを+80℃にしたら110℃、こりゃあ人類はおろか、ちょっとした細菌でも生き残れないだろう。生き残れるウイルスとかは居るかも知れない。なにせクリプトビオシスとかを獲得して宇宙空間でも生き残れる微生物が居るのだから。

 人類という生き物は脆弱な生き物なんだな。寒くても暑くてもダメ。

 ハビタブルゾーンという言葉がある、人類が生息可能な環境。地球がハビタブルゾーンで居られるのは遅くとも17億年後までです。太陽は赤色巨星となり地球は飲み込まれます。飲み込まれなかったとしても、とても人類が住める環境ではありません。

 私がスマホのアプリの助けを借りずに特定できる星は3つだけ。その1つにベテルギウスがあり、これが赤色巨星です。オリオン座の左肩。太陽の直系の900倍だそうです。いつ超新星爆発を起こしてもおかしくないとも。いつ観ても「赤いなあ」と思います。

 その前に太陽系外に脱出しなければならない訳ですが、なんだかディストピアな想像が膨らみます。その前に自分の存続を考えねばならない訳ですが。
1 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する