https://boltanski2019.exhibit.jp
良かった。ほとんど(もしかしたら全て)の作品が「死」をテーマにしている。
入ってすぐ2篇の映像作品16ミリ。その1つの「咳をする男 L’Homme qui tousse」
吐瀉物は仕込んだ偽物なんだろうけど観ていて気持ちが悪くなる。
「発言する Prendre la parole」
人形(?)にスピーカーが仕込んであって日本語と英語で話すのだが、日本語の出だしは「教えて・・・」だったり「聞かせて・・・」だったり「ねえ・・・」なのだが英語のは全て「Tell me」だ。
「その後 Après」「その後、ピック Après-Pics」
単純な写真なら単なる子供の笑顔なのだが、布地にプリントして損傷させている。それにより、あたかも遺影のような印象を受ける。
私のお気に入りは「保存室(プーリム祭) Réserve:Fête du Pourim」
幽霊みたいだ。私的には何年か前の「妖怪展」の幽霊より怖い。画像が不鮮明なのは拡大したからか、或いはピントも敢えて外しているのか?
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