mixiユーザー(id:22861184)

2019年02月16日13:24

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花の色、草の匂い

死してしかばねを拾え

我が師はそう答えた



わたしは

虫に思えた

糞みたいに

這いつくばって

人とは虫と何も変わらない



そう思うと虫が愛おしく

そのような無知とされるもの



自然とどのように対話しているか

考えざるを得ない




感動は広がってあり

蝶はうつくしい土地を

跳ねるように飛ぶ


どんな小さなものも生きている

ということが

わたしはそのとき


星であった

または収束して固まる前の

星の粒子であったのだ


風は地上に情熱をもち

歴史は冷めることなく


師よわたしに教えてください

彼は自分の死を悟りそのしかばねさえを

触れることができるという



愛を語るのは難しい

地球はとても

考えながら

美しさ


花や木を考えている


虫やひとつひとつ












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