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2018年08月06日16:53

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炭化した弁当。

一年のうちで、この日ばかりは神妙に暮らして、はしゃ

がないようにしようと思う日が3日あります。

まずは、今日。広島原爆の日。次は9日。長崎の原爆。

そして15日の終戦記念日です。



広島で、特に心に残るのは、中学校一年生だった「折免

茂」君の炭化した弁当です。

広島の平和資料館に展示されています。



帰宅しない滋君(しげる)を探し回り、三日後の早朝、

うずくまっている姿で亡くなっているのを母親は探しあ

てました。



お母さんが資料館に炭化弁当を寄贈した時の添え書き!

「8月6日朝7時。米、麦、大豆の三種混合飯に、ジャ

ガイモ千切りの油いため、こんな粗末な弁当を あうれ

しと、よろこんで持って出て よう食べずに、腹の下に

抱きかかえたまま死んでいました、ああ無惨、頭 顔の

骨で見付け出しました」



お母さんの名前は、シゲコというそうです。



生きることに「怠け心」が出そうになった時、「くじけ

そうに」なった時、この弁当話を思い出します。

貧しくとも、清らかに、人を手助けして生きて行こうと

決意させられます!
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