一年のうちで、この日ばかりは神妙に暮らして、はしゃ
がないようにしようと思う日が3日あります。
まずは、今日。広島原爆の日。次は9日。長崎の原爆。
そして15日の終戦記念日です。
広島で、特に心に残るのは、中学校一年生だった「折免
茂」君の炭化した弁当です。
広島の平和資料館に展示されています。
帰宅しない滋君(しげる)を探し回り、三日後の早朝、
うずくまっている姿で亡くなっているのを母親は探しあ
てました。
お母さんが資料館に炭化弁当を寄贈した時の添え書き!
「8月6日朝7時。米、麦、大豆の三種混合飯に、ジャ
ガイモ千切りの油いため、こんな粗末な弁当を あうれ
しと、よろこんで持って出て よう食べずに、腹の下に
抱きかかえたまま死んでいました、ああ無惨、頭 顔の
骨で見付け出しました」
お母さんの名前は、シゲコというそうです。
生きることに「怠け心」が出そうになった時、「くじけ
そうに」なった時、この弁当話を思い出します。
貧しくとも、清らかに、人を手助けして生きて行こうと
決意させられます!
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