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2018年07月20日06:59

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う〜ん、わからん 2

フレンチウインドーの鍵が見つかった。
ベストのポケットに入れた記憶が全くないのが怖い。
が、ともかく見つかったので鍵をかけて出かけた。

太陽がキラキラ追いかけてくる。
野暮用が続いて受け取れずにいたので気持ちが弾む。
遠近両方を兼ねあわせた眼鏡を二つ。
一つで良かったのだが二つで一つ分の値段ですと勧められ、つい乗ってしまった。
注文して3日後に店を訪れ、間に合うのなら一つだけキャンセルして代えたいと申し込んでいた。
二つのメガネのフレームはそれぞれ違うデザインだったのを、同じフレームにして一つはリアクトレンズにしたいと。
受け付けてくれたのは若い白人の娘。
愛想よく応対してくれた。
リアクトレンズを注文したのは目を太陽から保護するため、外に出るとサングラスのように暗く変化するレンズ。
これまでサングラスを使用したくとも度が入っていないので使用しなかった。
ふふ、これからはサングラス風にレンズが暗くなってくれる。
そしてそのまま字も読めるってわけ。
楽しみだわ。

黒人の男性が応対してくれた。
うふ、ワクワク。
なに?
キャンセルしたはずのフレームが置かれた。
「あの、これキャンセルしたフレームですよ。」
「私がオーダーしたのは二つともこっちのフレームにして、一つはリアクトレンズにと。」
彼は何度もコンピューターを覗き、そして
「その時応対したのは誰かわかりますか?」
「今店内では見かけませんが白人の若い女性でしたよ。」

やがて過日対応してくれた女性が現れた。
「このフレームはキャンセルしたやつですよ。」
「いいえ、あなたはこれにすると言いました。」
「言っていませんよ、これをキャンセルすると言ったのですよ。」
「いいえ、あなたはこれを選びましたよ。」
「いいえ、言っていません。あなたに私の注文を念のために繰り返して言ってもらったじゃありませんか。その時あなたは正しく述べてくれたんですよ。」
彼女は姿を消して長いこと戻ってこない。
別の黒人の男性が現れた。
しょうがないなあと言った感じで座ると
「いいですか、これが最後ですよ、また変えることはしないでくださいよ。」
ムカッときた。
「私は変えていませんよ、そちらが間違えたんです!」
まあまあと言った風に彼は
「それではこのフレームでリアクトレンズをご希望なのですね?」
と柔らかくきた。
つまり過日応対してくれた女性は、難しい客が来ていちゃもんつけていると言ったに違いないと見た。
「あのね、私は彼女を責める気はないのですよ。誰だって間違いを犯すことはあります、私たちは完璧じゃありませんからね。」
男性はごもっともみたいに頷く。
「だってこのフレームを私が選んだと彼女は言いましたが、これを選ぶわけはありません、何故ならこれをキャンセルに来たのですから。」
分かった分かった、もういいからみたいに頷く。
「ですから彼女が正直であってくれればことは簡単なのです。残念ですよね、今の世の中嘘を貫く人が多すぎて。」

てな訳でまた10日間待たなければならなくなった。
いや一つは持ち帰り、今そのメガネを使用しているわけですが。

役人、政治家、学校の指導者たち、眼鏡屋までが残念ながら堂々と嘘をつきそれを貫き通す輩が多すぎる今の世の中。

う〜ん、わからん。
ほんと。






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