お釈迦様が弟子達に説いた話の中に看護があります。
15歳の少年僧が危篤状態に陥り
『最期にお釈迦様に会いたい』と申し出ました。
それを聞いたお釈迦様が見舞いにいくと少年僧の病床の周りは彼の嘔吐物でひどく汚れていました。
お釈迦様は自ら病床を掃除し、身体も丁寧に拭いてやりました。
そして、修行僧達を集めて
『なぜ、お前達はこの少年を看護しないのだ。
人間は誰もが死を迎えるのだ。
お互い助け合わなければ、誰が看護してくれるのか。
病人を私と思い
自分のことは忘れて、
いま弱い立場にある
病人達を看護しなさい。
お前達は病人を通して
、私に会っているのだ
』と説いて
「日々の生き方」を
教えました。
お釈迦様の看護(介護)についての言葉は珍しいので、紹介しました。
病人、お年寄りの
看護介護を通して
神様仏様に会っているのだ。
そう考えると
お世話するにも
ありがたく感謝する心
が湧いて来るでしょう。
合掌
ログインしてコメントを確認・投稿する