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2018年01月19日09:55

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人生意気に感ず「貴乃花と白鵬の対立と品格。トランプ大統領の品格。アメリカの復活は」

◇大相撲が始まったが、白鵬が2敗して休場となった。日馬富士の暴行事件は土俵外でまだごたごたが続き決着がついていない。土俵外のこのごたごたが土俵にも影響を及ぼしているに違いない。白鵬の連敗と休場はそれを物語るのではないか。
 こんな中で文芸春秋2月号の「貴乃花と白鵬ねじれた横綱像」を読んだ。元大関の小錦まで参加した記事を面白く読んだ。日本の相撲文化にモンゴル人が十分なじめないところもあるに違いない。白鵬の取り口に批判が浴びせられている。横綱の品格については哲学的な信念のようなものがあるらしい。そんなものが根底にあって、貴乃花と白鵬の間にはどうにもならない感情的なしこりが出来てしまったと見られる。文春と新潮の週刊誌、フジとゲンダイの日刊紙が派手な報道合戦を繰り広げている。相撲協会はこれらに影響を受けている面もあるに違いない。神代までつながる国技がこの激流を乗り切って新時代に対応した形を取り戻すことが出来るのか、当分目が離せない状況である。
◇大相撲で横綱の「品格」が問題となっているのと似た状況が世界政治の上でも起きている。こちらの横綱といえば、トランプ、習近平、プーチンである。習近平とプーチンは社会主義国という別の世界の出来事なので、品格を論ずるに少し抵抗があるが、トランプ大統領については、同じ世界の問題として品格問題がストレートに伝わってくる。この人の「汚い国」発言や自らを天才と表現することなどがアメリカ大統領の品格を失墜させているのは間違いない。しかし、アメリカ国内の一部では大統領に対する評価が依然として健在らしいのに驚く。思うことをズバリ発言するところが本音を話さない政治家とは違った新鮮さを放っているのかも知れない。
 しかし、トランプの評価を支えているのはアメリカ経済の熱さを復活させている実績である。史上突然の減税策が功を奏して自動車産業が息を吹き返し、株価が上昇を続けている。これはアメリカの本質にどう影響を与えるのか。アメリカは世界の民主主義をリードすべき役割を担う。これがアメリカの本質である。この本質を支えるものが品格なのだ。大相撲の品格と通じるが次元が違う。トランプは、品格などはおかまいなくビジネス感覚で世界を仕切ろうとしている。アメリカ第一が線香花火で終わるなら大変なことになる。(読者に感謝)

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