mixiユーザー(id:8948454)

2017年12月07日22:19

30 view

まないた様9

まないたさま
天の真名井戸
マナイタさんとよばれ婦人病に霊験ありとて地方婦女子の信仰を集めているがマナイタ(真魚板)とこの信仰のつながりは理解出来がたい。
マナイタとは恐らくマナイト(真名井戸)の転訛で古くそこに水神が祭られていた為にこの信仰が生まれたものであろう。民俗学の面から考察すれば水神は五穀の豊穣をもたらす神で人間界では多産を約束する神でもある。
従って水神に対して子供を求め安産を願い婦人病の平癒を祈願するのは全国通じての習俗であるが水神とよばずマナイタの古語が残っている所に時代の古さが偲ばれる。
例えば古事記、日本書紀の天の真名井、紀北丹生津姫神社の真名井、熊野本宮山の真名井等いづれもその例で祭祀に先立ってまず水コリをとり行を修する神聖な場所であった。
今この附近の字を「垢離掻場」と称しているのはその証拠で恐らくは産田神社に関する古い遺跡であろう。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する