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2017年11月04日18:50

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【バレエ】くるみ割り人形(新国立劇場)

新制作に期待して劇場へ行ったが、何となく調子が狂う舞台だった。新制作で観客も様子見のところがあるのか、「くるみ割り人形」という超メジャー作品であるがゆえに私よりもバレエを見慣れていない観客を呼び寄せてしまうからなのか、「ここで拍手が起きるでしょ?」的な場面で拍手がなかったり、拍手が湧いたとしても盛り上がりに欠けたり・・・。ダンサーの踊りに見入ってしまった人が多かった、ということなのかもしれないけれど。

第1幕は、「本当にスケートしているのかしら?」「ドロッセルマイヤー役のダンサーは手品の練習も頑張ったんだろうか・・・」「あ〜、男の子っていつもこんな感じよね〜(苦笑)」ネズミ一族の被り物がネズミではなくオオカミと猛禽にしか見えない」等々いろいろと思うことが多く、素直に鑑賞することができなかった。出演している子供たちは一生懸命でとてもかわいらしかったけれど、全体的なドタバタ感(今回の演出に限ったことではないのだけれど)がどうも好きになれない・・・。
しかし、第1幕の不満は第2幕で払拭される。ディヴェルティスマンから花のワルツ、そしてパ・ド・ドゥまで、有名な曲と難易度の高い踊りが連続する。そう、私はこれを見るために劇場に来たのだ!

「くるみ割り人形」はクリスマスイブのお話。一足早いクリスマスを楽しんで劇場を出たら外はまだ明るく、10月中旬並みの気温で上着とストールが邪魔になるほどだった。



振付:ウエイン・イーグリング
指揮:アレクセイ・バクラン
クララ/こんぺい糖の精:米沢 唯
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:ワディム・ムンタギロフ
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